近年、再生医療など、細胞が本格的に医療に使われるようになり、細胞培養の工程は複雑化しています。我々は、ワンチップで高度な細胞培養を実現する「液体の集積回路」ともいえる集積マイクロ流体システムを開発しています。細胞周囲の流体力学的パラメータの操作範囲が広く、かつコンパクトで使いやすい流体制御系や、細胞培養の長期維持のための周辺システムを開発しています。
●機械工学
●マイクロ流体工学
●医用生体工学
生体内で細胞がつくる複雑な構造や機能を顕微鏡下で再現できるデバイスは、がんなどの重大な疾病に対抗できる新しい方法の研究、複雑な臓器の再生の実現のための研究に役立つと考えられます。
●オンチップ低酸素・水素富化培養システム
●凍結保存できる細胞培養マイクロ流体チップ
●血管新生解析のための長期灌流システム
学部/学科 | 工学部/機械工学課程 |
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コース |
基幹機械コース
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担当教員 | 二井信行 |
所属学会 | IEEE/日本生体医工学会/化学とマイクロ・ナノシステム学会 |
研究室HP | http://www.cd.mech.shibaura-it.ac.jp/ |