磁力や超伝導を引き起こしているのは、実は材料のなかの電子です。しかし、実際に材料内部の電子の振舞いを調べるのは困難です。そこで当研究室では、高圧力・極低温・強磁場という極限環境下で材料の電気伝導度などの変化を調べることで、材料内部の電子の構造を調べています。とくに、有機超伝導体という、プラスチックのような物質に磁力や超伝導といった性質を持たせた奇妙な材料の研究を行っています。
●物理学
●応用物理学
●材料工学
●応用化学
●電子工学
近年、送電ロスの少ない超伝導体を利用した送電システムの実用化が検討されています。また、磁性体はコンピュータなどの記憶媒体にも利用されています。より特性の優れた材料の開発が必要です。
●低温・強磁場環境下で使用できる精密物性測定用高圧容器の開発
●圧力誘起超伝導体の研究
●有機伝導体の磁気的性質の研究
学部/学科 | 工学部/機械工学課程 |
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コース |
先進機械コース
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担当教員 | 石井康之 |
所属学会 | 日本物理学会/日本高圧力学会/日本中間子科学会 |
研究室HP | http://www.sic.shibaura-it.ac.jp/~yishii/index.html |