当研究室ではDNA、RNA、タンパク質、脂質などの生体物質を「材料」として注目し、その「材料」を加工したり調査する物質をつくろうとしています。例えば、ナノ微細加工技術を駆使した細胞チップの開発、生体膜を利用したバイオセンサーの開発、DNAやRNAを加工する触媒の開発などにチャレンジしています。研究手法として、ナノ材料工学と有機化学の両者を活用しています
●材料工学
●生命科学
●応用化学
●コロイド・界面化学
当研究室で開発する技術は医療素材・理化学機器・医薬品・化粧品などに応用可能であり、理化学機器メーカーと共同で応用技術への展開も行っています。卒業生もバイオセンサや素材開発の分野で活躍しています。
●リポソームを利用した新規バイオセンサーの開発
●自己組織化高分子ハニカムフィルムを用いた多細胞型バイオチップの作成
●遺伝子導入への応用をめざした脂質膜融合法の開発
学部/学科 | 工学部/物質化学課程 |
---|---|
コース |
環境・物質工学コース
|
担当教員 | 松村一成 |
所属学会 | 日本化学会/日本ペプチド学会/日本バイオマテリアル学会 |
研究室HP | http://www.bio.mat.shibaura-it.ac.jp/ |