超関数、解析的汎関数といった「一般化関数」の理論を発展させ、それらを理学・工学のさまざまな分野へ応用させることを中心とした研究を行っています。たとえば、最近では「熱核」と呼ばれる関数を用いてこれらの理論の簡易化を行い、いくつかの新しい結果を得ることに成功しています。現在はこれらの成果を通して、理系の各分野で重要な役割を果たす「複素数」の世界にまで枠を広げることをめざしています。
●数学
この分野は物理や化学といった自然科学、および人間社会の中に起こるさまざまな現象を解析する際に利用されたり、ディジタル信号処理といった工学分野の理論においても重要な役割を果たしています。
●一般化関数の理論の簡易化
●一般化関数の理学各分野への応用
●一般化関数の工学各分野への応用
学部/学科 | 工学部/電気電子工学課程 |
---|---|
コース |
先端電子工学コース
|
担当教員 | 諏訪将範 |
所属学会 | 日本数学会 |