統計力学、量子力学を用いて物質の性質を理論的に解明する物性理論研究室です。出来るだけ単純な理論模型で多くの現象を説明する事を目指しています。紙と鉛筆を用いた計算の後、計算機を活用して数値解析を行います。新たな計算手法の開発も合わせて行っています。主な守備範囲は、磁性のモデルであるスピン系です。フラストレーションやランダムネスがあるときに起こる現象に興味があります。
●物理学
すぐに何かの役に立つものを作るというより、昨日よりも少しだけ人として賢くなる英知をみつけること、をモットーに研究しています。また、物理教育の手法開発も積極的に行っています。
●スピングラス磁性体の相転移
●カーネル法による物理量推定
●イジング磁性体における非整合秩序
●量子モンテカルロ法の応用
学部/学科 | 工学部/電気電子工学課程 |
---|---|
コース |
先端電子工学コース
|
担当教員 | 中村統太 |
所属学会 | 日本物理学会 |