快適で暮らしやすい住まいをつくろうとするとき、頭の中で案を練るだけではあまりうまくいきません。私たちは、こうした考えにもとづき、普通の人が普通に暮らしている場所にいき、そこで人々と生活をともにしながら、住まいをつくるときのたくさんのヒントを得ようとしています。それをフィールドワークといいます。フィールドワークをもとにして論文を書いたり、デザインを考えたりするのが、当研究室の特徴です。
●建築学
●住居学
●社会学
●文化人類学
●比較居住文化学
住宅や居住環境の計画、再生、保存に対して、緻密な調査に基づいた有用なヒントを与えます。集落の活性化、文化的景観の再生手法、伝統的民家の持続的利活用のノウハウを国内外での研究で数多く蓄積しており、それらを実際のプロジェクトで役立てています。
●集落のリデザイン
―東南アジア大陸部、水辺集落の文化的景観の再生・持続に関する研究(タイ・ラオス)
―エコミュージアムを利用した集落のリデザイン(タイ・ラオス)
―耳川流域の居住文化研究(熊本)
―来間島の活性化研究(沖縄)
●近代建築の再生とリビングヘリテージ化
―エチオピア首都アジスアベバの近代都市建築に関する研究(エチオピア)
●出ユーラシアの統合的人類史を踏まえた南米建築研究(キューバ・エクアドル)
●都市を飼い慣らす技法の研究
―クロントイスラムにおける撤退の居住史(タイ)
―現代都市における子どもの居場所に関する研究
―近居やaging in place などの実証的研究
●フィールドワークやデザイン・サーヴェイにもとづく設計
学部/学科 | 建築学部/建築学科 |
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コース |
APコース(先進的プロジェクトデザインコース)
SAコース(空間・建築デザインコース)
UAコース(都市・建築デザインコース)
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担当教員 | 清水郁郎 |
所属学会 | 日本建築学会/日本文化人類学会/映像文化誌研究会 |
研究室HP | https://www.shimizulab-sit.com |