通信ネットワークの大容量化・高度化を支える伝送媒体「光ファイバ」の恩恵は、通信用途に留まりません。光ファイバを使って、伸びや温度などのいろいろな物理量を測定することもできます。光ファイバセンサは、電気配線が不要で、電磁ノイズにも強いなど、従来の電気センサにはない多くの特長をもっています。当研究室では、さまざまなタイプの光ファイバセンサについて、性能向上や新機能の実現を目指して、日々研究開発を進めています。
●計測光学
●光電子工学
光ファイバセンサは、社会インフラの診断ツールとして活躍が期待されています。当研究室では、長い光ファイバの任意の位置で伸びや温度を計測できる「分布型」の光ファイバセンサの開発に注力して、安心・安全な社会の実現を意識した研究活動を展開しています。
●光ファイバ中のブリルアン散乱を用いた分布型センサの性能向上
●プラスチック光ファイバ中のラマン散乱を用いた分布型センサの開発
●光ファイバ・グレーティングを用いた複数物理量の同時計測法の提案
学部/学科 | 工学部/情報・通信工学課程 |
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コース |
情報通信コース
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担当教員 | 李ひよん |
所属学会 | 日本光学会/電子情報通信学会/応用物理学会/米国電気電子学会 (IEEE) |
研究室HP | https://www.hylee.ice.shibaura-it.ac.jp |